視覚障がい者移動支援のための介助者養成講座
コロナ禍で実施延期を余儀なくされていますが、2021(令和3)年度の講座を、11月頃に実施する予定です。
詳細は、このホームページ他でお知らせします。
2018(平成30)年度実施内容
豊中市立中央公民館・豊中市立生活情報センター「くらしかん」(2019年2月2日、9日、10日、17日、23日)
1日目は車いす利用の先生で交通事故にあわれた後、車いすの生活になった時の話をされ、共感を得ました。特に、障がい者における人権や障がい者を取り巻く社会環境の変化や社会の取り組み方について説明され、また、実際に業務にあたる時の心構えなどの説明がありました。
視覚障がい者との信頼関係が大事といった実際にサポートされているときの映像をもとに健常者からみた心配りなどについて説明されました。
2日目は視覚障がい者の先生から自分が障がい者になった時の思いを熱く話された後、障がい者の疾病と理解という科目を説明され特に緑内障の病気が一番怖いなどの話をされました。また、健常者が視覚障がい者の方に対していかに情報を正確に伝えるかの説明がありました。
3日目も同じ先生からの講義で同行援護をする時の心構えについて説明された時に、一番注意しなければならないのは、切符などを買いに行くときに道路のど真ん中に立ったままにされることが一番怖く、壁などにつかまえさせることが大切であることを説明されていました。
4日目はアイマスク体験をしました。アイマスクを付けておられる方は、いかに人のサポートのありがたさが身にしみて頂けたかと思います。また、サポートをする側の方も視覚障がい者の方にいかに正確に伝えられるかを体験されました。
5日目は会場近くの公園に移動し、アイマスク体験を実施しました。その時に自販機を使って買い物をする時の体験も行いました。午後からは、自家用車の乗り降り体験を実施しました。特に乗り物を利用する時のサポートの難しさを実際に体験できました。
21名の方が5日間の研修を終えられ、全員が資格を取得されました。