元号は5月から改元される。
新元号の『令和』は古典文学の万葉集から引用された。
今回の改元で改めて日本古典文学が多くの方に興味をもって頂ける模様である。
いつの時代でも文化、芸術と宗教はお互いに強い影響力を持ちながら歩んできた。
日本の古典文学も、日本人の心の拠りどころである仏教の影響を色濃く投 影され
ている。
小野先生は古典文学作品にあらわれる仏教について焦点を合わせ日本人のもつ
『心と言葉』について受講生の皆様と考えていかれます。
開講にあたりONCC猪谷理事長の挨拶の後、小野先生にバトンタッチ頂き初回
を開始しました。
冒頭、『令和の語源』やマスコミでもあまり伝えてられていない、大伴旅人の原
文を説明頂き最初から興味深い講義となりました。
又、先生の講義スタイルである、作品に描かれた“心と言葉”をユーモア交えて語
られ、そして歌の一字一句に思いを込めてみんなで朗続が何かしら心に響く、続い
て何作かの歌を聞き、声を出し、たちまち時間が経過しました。
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