今年の東京大学入学式祝辞で、大学入試や学校生活、その後の女性の置かれている立場を
述べられ、日本を代表する東大や他の大学に於て、まだまだ男女
の格差や不平等性の現実に
驚かされました。

 日本は島国として世界から隔絶され独自の文化をはぐくみながら、緩やかに動い
てきた江
戸時代が終わると、明治維新を境に急激な変化で西洋化が進み、明治
・大正・昭和と大きな
時代変化をした。時代の移り変わりと同様に文学界も躍進し、近
代小説が生まれた。その中
で女性がどのように生きたか、作者が世の中の女性をどの
ようにとらえたか。日本の代表的
な作者の作品を通してこれを学びます。

 第1回目はONCCの猪谷理事長挨拶のあと、白いスーツに身を包まれた『たつみ
先生』
が大正10年から昭和12年にかけ雑誌に掲載された『志賀直哉の暗夜行
路』の講義を頂き
ました。いつもながら講義に熱が入り、瞬く間に時間が経過しました。


 


たつみ 都志 先生

 
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