古典三大随筆(枕草子・方丈記・徒然草)に描かれた日本人の普遍的な“心”と“言葉”
小野 恭靖先生から学ぶ8回シリーズの講座。

 本日は開講式、私達スタッフは準備を整えいつもより早く会場入りした。しかし、驚い
たことに小野先生は私達より早く会場に到着されていて一瞬目を疑った

 先生との会話で、北摂地域において島本町、伊丹以外は講演をされたことがなく、茨木
市の会場は当然初めてなので自宅を早く出られたとの事で一同納得。

 

        
 開講式では猪谷理事長から受講生の皆様方へのお礼と先生の御紹介の後、今回のテーマで
ある“心と言葉”の大切さと思いを込めた挨拶で締めくくられた。
 

            

 先生の第一声は自己紹介されて多くの著書や講演、テレビ番組『日本人のおなまえっ!』
や『ラジオ深夜便』『私の日本語辞典』にも出演など多方面で活躍されています。


 
小野 恭靖先生

  
        

 
 初回のテーマは『枕草子』の心と言葉「清少納言とその時代」、始まりは清少納言の系図、
時代背景、地位、才能や紫式部との逸話など予備知識を学び本題へ。

 本題は、枕草子冒頭の「春はあけぼの。やうやう~」を全員で朗続を何度も繰り返し、表
現の豊かさ、感性を味わい、橋本治氏の現代訳をユーモアたっぷりに朗読され、より立体的に
情景が浮かぶ、そして作品に込められた言葉の一字一句の想いや奥深さなど楽しく、丁寧に納
得するまで教えていただけたと思います。

 次回も増々楽しみ、北摂地域も先生の熱烈なファンがドンドン増える事を願います。
 
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