10周年記念式典(2022.11.02)
設立10周年記念 講演会・音楽の集い
日時:2022年11月 2日(水曜日) 13:00~16:00
会場:豊中市文化芸術センター大ホール
【第一部】式典
吉田理事の司会で始まりました。大阪ろうあ会館から派遣された方々に手話通訳を務めていただきました。
最初に猪谷理事長の挨拶がありました。続いて、ご来賓の方々からの祝辞としまして、豊中市長長内繁樹様、茨木市長福岡洋一様(代読)、大阪府福祉部高齢介護室介護支援課柳生国良様からお言葉をいただきました。祝電披露に続いて、客席前列にお座りいただいているご来賓の方々の紹介がありました。
続きまして、感謝状の贈呈がありました。ONCC設立以来多くの方々にご協力、ご援助をいただきましたが、とりわけ多大なるご支援をいただいた3名の方々に感謝状が贈られました。また、長年にわたりONCCの運営に尽力された10名の方々が功労表彰されました。
【第二部】講演
講師は旭酒造株式会社会長、日本センチュリー交響楽団理事長桜井博志様です。
桜井様は、1950年山口県周東町の酒蔵の長男としてお生まれになり、1973年に松山商科大学(現在の松山大学)を卒業後、西宮市の現在の日本盛で修行をし、84年に社長に戻られ、純米大吟醸「獺祭」の開発を軸に経営改善をなされました。2016年には会長に就任され、ジョエル・ロブジョン氏との共同店舗をパリに開店されるなど海外へも進出されております。2021年、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン受賞と日本代表に選出されるなど、経営者としても国際的に評価されておられます。
本日は「ピンチはチャンス」というテーマでお話しいただきました。
市場に無かった純米大吟醸というものに活路を見いだしたものの、要求の高さに加え、大きな損失を出したことで杜氏に見切りをつけられ、自分たちでトライ&エラーでやるしかありませんでした。結果的に、従来のやり方というしがらみにとらわれず何でも試すことが出来るということになり、宅急便の出現という時代背景も併せて、売り上げの拡大ということにつながりました。
現在、当社の売り上げの半分は海外での売り上げです。その場合、文化の裏付けが無くては戦えません。日本はこれからも世界へ出て行って戦わなければなりませんが、文化の後押しが無いと海外へ出て行けません。その為には大阪の、文化を大切にする土壌を大切にしていただきたい。大阪の豊中から世界へ出て行こうとしている日本センチュリー交響楽団を、今後ともよろしくお願いします。
【第三部】音楽の集い
はじめに、センチュリー・ユースオーケストラの皆様によるバイオリン六重奏をお楽しみいただきました。
センチュリー・ユースオーケストラは、2007年に設立され、指揮者飯森範親氏と日本センチュリー交響楽団団員の指導のもと、演奏会やアンサンブル活動に取り組んでおられます。現在中学1年生から29才までの約80名が在籍されております。
♪♪ センチュリー・ユースオーケストラの演奏をお聴きください ♪♪
次に日本センチュリー交響楽団の皆様によるピアノ三重奏をお楽しみいただきました。
日本センチュリー交響楽団は1989年に活動を開始し、2019年に楽団創立30周年を迎えた豊中市を拠点とするオーケストラです。現在、飯森範親氏が首席指揮者、秋山和慶氏がミュージックアドバイザーを務め、2021年4月より久石譲氏が首席客演指揮者に就任され、ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会など、数々の定期的な演奏会を開催されております。
♪♪ 日本センチュリー交響楽団の演奏をお聴きください ♪♪
センチュリー・ユースオーケストラの皆様、日本センチュリー交響楽団の皆様、とても素晴らしい演奏をお聴かせいただき、感動いたしました!
有り難うございました。これからの益々のご活躍、お祈り申し上げます。
北方副理事長より閉会の挨拶
本日はお忙しい中、当カレッジの10周年記念式典にご来席いただきまして、誠に有り難うございます。
この後抽選会がございますが、これをもちまして式典は終了とさせていただきます。
皆様からたくさんの祝福をいただきました。これを糧に今後とも努力してまいることを誓いまして、閉会の挨拶とさせていただきます。本日は誠に有り難うございました。